定期的に長い文章書かないとなという感覚がある。
冷え込みますね。最近の季節は本番が後回しにされているので厄介だ。
そういえば卒業制作が終わりました! なんやら体調を崩したり体に悪いことをしたりしながら頑張りました。祝い代わりになんか美味しいもん食べたりしてください、是非……。自分への赦しや甘え、ちいさな罪を全部俺に擦り付けて自らの欲望に甘え、またそれを後回しに超克し、赦し合いましょう。俺もそうしているから。は?
文章自体は非常に乱雑たるものになったのですが、書き上げてしまえばもう割と出来ることはやりきった感じがしています。講評自体は今週末なので、一体何を言われるやらであり、それによって書き加えたりなどすることもあるでしょうけれども。
小説を最後に書いたのがもう五年ほど前だったのでどうだったか……と思いながら書き進めていましたが、うーん読み返すのが大変! 修正が大変! で絵ってすごい楽だな!! なんて思ったりもしました。引きで見るだけで修正点わかるしピッピッってすれば治せる……。何度大量の活字を前にピッピッで直せたら楽と思ったことか!
とりあえず俺の人生の大学生活編が終了します。うわーっ社会編だ。
世論によっても社会は牢獄・監獄であり、いつだって脱したいと嘆く方々と同じく恐怖し、また一体全体どうなるんだろうという不安はいくらでもあるわけなのですが、しかし人間にはコミュニケーションがあり、互いが互いを認識し、適当に苦労し適当に戒め適当に制約しあって達成されるもので、結局は社会為す所人の為す物なのでそう悪いもんでもないだろうなあ、という期待と不安の相克があります。何言ってるの?
気持ちの病気トーク少々なので苦手な人はこの段落を読み飛ばしてほしいのですが(←これ今更すぎる)、自分自身はそう真っ当な人間ではない一方大学生活引き伸ばしてるが故の「社会ちゃんとやっとる人間」への引け目みたいなのは激しいので、とりあえずそうした気持ちが一旦消滅か形を変えるかしてくれるのはちょっと気が楽だったり。関西でちょっとした地震があった際にマジで怖くて引き篭った一回目の留年の時はずっと不安で、外に出れば自分が「人ならざるもの」であるような感覚があって常に襲いかかる視線恐怖でウーッと唸りながら毎日を終えていて。けっこー色々なんか飲んだりなんかやらかしたりとしていましたが。だいぶ寛解はしましたがうすーーく尾を引いている感じはあったので……まあある程度一生ありそうですけどそれはもはや個性・性質の範疇ですよ。
過ぎて出てみればそう悪いもんでもなかったし、その一年は本当にめちゃくちゃ本読んでてそれによって思えるところもあったしで、まあ必要な時期ではあったな~とか思ったりはしています。そうした時期が自分にあったことが良かったというか……このように思えるようになってしまった。
最近なぜかかなり能動的に起床出来ていて(本当に滅多にない)、めっちゃTwitterで変なの見たりとかは全然してるんですけどもゲームしたり読書したり音楽聴いたり絵描いたりとか出来ています。すごい! なんで? なんか虚無の時間が少し減りました。多分卒業制作でとりあえず起きてパソコンの前には居ておこうみたいなのが引いてるのかも。
読んでる本の話しようと思ったけどなんか複数冊あるんだよな。複数冊読むようなことはあんましないようにしよ~とは思っているのですが、興味興味で手を取って気がつけば、という感じ……。その上でノベルゲームも積んでいる。終わっとる。
今読んでるのは江國香織「スイートリトルライズ」と角田光代「空中庭園」……ここ二人すごい文の感じ似てて楽しい……と相変わらず三島の「美しい星」をゆっくり読んでいます。「潮騒」も再読している。だいぶ感覚的な話にはなるんですが三島の文章のホワイトノイズみたいな白い静音みたいな感じが好きです。
中島らもはもう殆ど読み切ってしまったから雑に開いてそこを読む形で再読しているのですが「今夜、すべてのバーで」はいの一番に読んで半分くらい「?」だったのが今読むと面白い。結構名作と評されてるけど癖は強くないか? 「永遠も半ばを過ぎて」のほうが入り口としては読みやすそう。でも「水に似た感情」が好き。エッセイは「愛をひっかけるための釘」が一番好きです。
あとはたまに開くヒルティの「眠られぬ夜のために」もすごく好きでゆっくり読んでいます。宗教を持て! 戒めろ!
今読み途中で難しすぎて放置しているフーコーの「知への意思」が目に入りました。やめろやめろ。哲学書は一日二ページが限界です。難しいから。昔はたまーに読んでたんですけども何割わかってたかも怪しいです。色々読み終わったら書きたいですが。
ノベルゲームってかエロゲですけど「フェアリーテイル・レクイエム」のグレーテルルートだけ終わりました。童話という「聖書」を持ちそれに倣って生活する女の子らの話なんですがグレーテルたむ……グレーテルたむ……って気持ちで終始笑顔でした。気弱な子が不意に見せる勇気のこと大好きなんだからね。現状それだけだと作品本質的には解決した感じではなかったので別ルートもやりたいけどグレーテルたむ……ってなってるので別ルートのグレーテルたむを見たくない。このゲームは、苦しい……!!
あとこれ今日一番話したかったんですけど「For the GHOSTs」がめちゃくちゃ良かったのでやってほしいです!
自分が格闘ゲームとかソシャゲとかのある程度果てのないゲームみたいなのが好きな理由に「やってる間はキャラクターと自分の関係が続くから」みたいなところがあって、MOTHER2とかは何周と遊んでも終盤近くでもう俺は…………進めん!! みたいになったりドキドキ文芸部とか本当に何回も遊んでるのですが全ルート終わった後毎回申し訳無さそうにするサヨリに俺何もできない泣 ってなったりしていたのですが……なんだろうそういう全部が救われた感じがありました。
フィクションを自覚したキャラクターみたいな話は上のドキドキ文芸部もある程度等しい所にはあるのですが、それらの「書かれたキャラクター」たちと友達になれるし、そうした「書かれたキャラクター」たちもきっと友達だし恋人だったし、また会えるし忘れないし、そうしてフィクション・現実を相互に繋ぐものがあったというか……。
あんまり全人類とかそういう言葉で推奨するのは好きではないのですが、活字の中とかモニターの中とか、運悪くこっちの世界に生きていない友達とか恋人が居た経験のある人にはぜひ遊んでほしいなあと思っています。
リンクも貼っちゃお。
あと正月に親戚家族の原神プレイ率の高さに驚き、やるべきなのかな~と思ったらインターネット上にて「ウチ、キャリーできちゃうけどね」とお声掛け頂き、一緒に遊べることはいいことだな(人と遊ぶと楽しいから)と始め、普通に全然楽しんでます。
おつかいオープンワールド系ゲームの自分の中での最高傑作がガキの頃遊んだ「チョロQHG2」のまま一生更新できていないのですが、ほとんどまんまそれでソシャゲになっているので普通に楽しい。徐々に行動の制約も減っていくだろう予感がしているので楽しいです。
一個全然関係無いけど落ち込んだ話しとくか。アコギの三弦が昨日チューニング中にちぎれました。めんどくさいけど買わなきゃなあトホホ。エピソードとして弱すぎる。
文章の後に何回かセルフで突っ込んでるの(殴と全く同じだなって気がついてちょっとブログらしいなって思ったりしました。そんな感じで今回はここらへんにて失礼します。
ではではお身体にお気をつけて。本当に寒いし、本当に体調を崩している人も未だに居るし、乾燥もしているので喉がずっと半分死んでいる。
また会うときまでお元気で~~。